高校生だってムダ毛を気にしている人は少なくありません。
成長とともに変化していく体の悩みについて、「まだ高校生だからムダ毛なんて気にしなくていい」「脱毛なんて必要ない」と頭ごなしに否定すると、一人で悩みを抱えてしまうかもしれません。
思春期以降は容姿が気になりはじめる年頃です。
その反面、友達同士でムダ毛の悩みをオープンに話すことは恥ずかしいという意識もあります。
大人でも場合によっては気軽に話せないセンシティブな悩みですよね。
ムダ毛は打ち明けられないセンシティブな悩み
早ければ、幼稚園からムダ毛の悩みを抱える子もいるといわれるほど、ムダ毛問題は低年齢化しています。
ある調査によると、約8割の女子が中学生までにムダ毛を気にするようになるそうです。
次に紹介するのは、実際に、女の子がムダ毛について友達から指摘されてヘコんでしまった言葉です。
- 友達に腕が触れたときに『チクチクするから離れて』と言われた
- 水泳の授業や、部活動で着替えるときに『毛深いね』と言われた
- 『(ムダ毛)剃った方が良いんじゃない?』と友達に言われた
自分を可愛く見せたいと思い始める女の子にとって、容姿に関わる話題は、とても恥ずかしく感じることでもあります。
- 制服で毎日スカートをはくようになって、脚のムダ毛が気になってきた
- 腕をあげたとき、半袖から脇毛(わき毛)などのぞいていないか、男子の目が気になる!
特に、思春期以降は脇毛(わき毛)も生えてくるので、さらにムダ毛に敏感になってきます。
とはいえ、浅い知識で自己処理をするのは危険と紙一重。
一番身近な女性の先輩としてお母さんが、一緒に考えてあげましょう。
娘が「脱毛したい」と言ったときの親の反応は?
次に、娘が「脱毛したい」と言った時の親の反応を調べてみました。
すると、親の反応は脱毛クリニックや脱毛サロンで脱毛させるかどうかというところで分かれることがわかりました。
大きく分けると、
- ムダ毛は全て自己処理
- わきだけ脱毛クリニックや脱毛サロンで脱毛してあとは自己処理
- 脱毛クリニックや脱毛サロンは大人になってから
- 脱毛クリニックや脱毛サロンですぐにでも脱毛させたい
の4つに分かれました。
そしてこれらの反応の違いは
- 親自身がムダ毛の悩みを持っているか
- 親自身が脱毛クリニックや脱毛サロンの脱毛を経験しているか
ということが影響しています。
ムダ毛は自己処理でいい
「ムダ毛は自己処理でいいんじゃないの」と言う親は、
- 自分が毛深くない
- サロンで脱毛したけど、結局また毛が生えてきた
- サロン脱毛したけど、小中高生には難しいのではと思う
という理由でムダ毛の自己処理をすすめています。
高校生の母
ムダ毛が生えない体質なので医療脱毛をしたいという高校生の娘の悩みがわかりません。
トラブル等が心配です。
(Yahoo!知恵袋より引用)
中学生の母
高校の頃からムダ毛に悩んでいたので大人になってからサロンで脱毛しました。
でも数年後にまた生えてきてしまったので、今は家庭用脱毛器で脱毛しています。
自宅で自分の都合の良いタイミングで脱毛できるので、娘の脱毛に付き添うこともできます。
(発言小町より引用)
高校生の母
30歳過ぎてからサロンでわきの脱毛しました。
他の部分の脱毛もすすめられたけど日焼け厳禁なのでやめました。
子供のスポーツの付き添いもあるのに、日焼け防止で完全防備で行くわけにはいきませんよね。
効果が出るまでは期間を空けて8回くらい通わなくてはなりません。
学生だったらその間体育の授業とかどうするのでしょうね。
(発言小町より引用)
わきだけなら脱毛クリニックや脱毛サロンで脱毛させる
「わきだけは脱毛クリニックや脱毛サロンで脱毛させたい」という反応は割と多いです。
こういうケースでは親自身がわき毛を自己処理した結果、肌が黒ずんだりブツブツになってしまったと反省しています。
ですから、娘には同じ思いをさせたくないので、わきの脱毛だけは脱毛クリニックや脱毛サロンでと考えるようです。
わき以外の部分については
- 自己処理で十分
- お金がかかるので自分でお金を稼いでから
など、考え方はそれぞれのようです。
高校生の母
私自身毛深くて大人になってからレーザー脱毛しました。
娘も毛深くて時間をかけて自己処理をして肌がブツブツと汚くなっていました。
なので中3の部活が終了してからわきの脱毛をクリニックでさせました。
汚くなったわきは元に戻りませんからね。
これは母親の義務と思っています。
ムダ毛処理の時間を読書や勉強に当てて欲しいです。
ただし、背中やVIOは大人になってから自分でしてもらいます。
(発言小町より引用)
中学生の母
わきの永久脱毛だけはさせたいです。
わき毛があるとニオイの原因になるし、カミソリで剃るとわきが黒ずんで、元に戻りません。
私は自己処理のためにわきが汚くなって夏でも長袖しかきれません。
わき以外は永久脱毛の必要はないと思います。
(発言小町より引用)
中学生の母
中3の娘はわきの脱毛にクリニックに通わせています。
娘には自己処理をして汚い肌にさせたくなかったのです。
わきの脱毛はママがお金を出すからその他は大人になってから自分でやってね、でいいと思います。
(発言小町より引用)
脱毛クリニックや脱毛サロンに行くのは大人になってから
親自身ムダ毛に悩んでいたけれど、脱毛クリニックや脱毛サロンの脱毛は
- 時間がかかるから
- お金がかかるから
- 痛いから
- ホルモンが安定しないと効果が出ないから
というさまざまな理由で、大人になるまで待たせるという意見も多いです。
高校生の母
私自身毛深くてずっと悩んでいたので、娘には悩んで欲しくありません。
とりあえずは家庭用の脱毛器を買って娘と一緒に使っています。
何度か使用してムダ毛がかなり薄くなり、生える周期も遅くなってきました。
娘がもっとツルツルにしたいなら大人になってから脱毛サロンに通ってもらいます。
すでにムダ毛が薄くなっているので、そんなに時間もお金もかからないと思います。
(発言小町より引用)
高校生の母
20代後半にわきの永久脱毛をしました。
お金がかかるし結構痛かったので、高校生までは永久脱毛ではなくワックスや除毛クリームで脱毛させます。
永久脱毛は大学生になってアルバイトでお金を貯めてからで遅くないと思います。
(発言小町より引用)
小学生の母
私は毛深かったので大人になってから永久脱毛しました。
もっと早くしておけば良かった。若いころの人生を損したような気がします。
でも、永久脱毛は生理の周期が安定(ホルモンが安定)してからのほうが良いようです。
あまり早くするとまた毛が生えてくるそうです。
だから娘に永久脱毛をさせるのは待ちます。
(発言小町より引用)
脱毛クリニックや脱毛サロンにすぐにでも通わせたい
親自身が
- 自己処理でお肌がボロボロになってしまった
- 脱毛クリニックや脱毛サロンで脱毛してとても楽になった
という経験がある人は娘の脱毛に積極的です。
こういうケースでは、親が「もっと早く脱毛するべきだった」という共通した考えを持っています。
また、バレエ、ダンス、水泳などの習い事のために小中学生でも脱毛クリニックや脱毛サロンで脱毛させるという親もいます。
中学生の母
私自身毛深くて一年中パンツスタイルでした。
カミソリで自己処理していたので埋没毛になってそこが炎症を起こしたりして皮膚はボロボロでした。結婚してからわきとすねのレーザー脱毛をしてムダ毛の悩みから解放されました。
娘には同じ思いをさせたくないので、今から美容外科での永久脱毛をすすめています。
(発言小町より引用)
中学生の母
娘はバレエを習っているので、私と一緒に全身脱毛に通っています。
後から追加で別の部分を脱毛するのは時間とお金の無駄になると思ったので全身脱毛にしました。
数回でも結構薄くなるし、剛毛が薄くなるだけでも随分気分が良くなりました。
自己処理は時間がかかるし、お肌も荒れます。
(発言小町より引用)
高校生の母
娘は中学生の時からわきと腕と足のムダ毛を自己処理していました。
私が通っている脱毛サロンでは16歳から通えると聞いて、娘が16歳になってからすぐに通わせています。
自己処理って本当にわずらわしいですよね。
娘にも少しでも快適に過ごして欲しいです。
(発言小町より引用)
高校生のムダ毛処理に適した方法とは?
ムダ毛の処理方法はさまざまです。
肌質や毛の濃さなどによって変わってきます。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、母娘で相談しながら処理方法を選びましょう。
カミソリ
シェービングクリームなどを塗った後、毛の流れに沿って剃ります。
剃った後はしっかり保湿ケアをしましょう。
こまめにくり返し剃っていると、肌を傷つけてしまうので注意してください。
メリット
- 安く脱毛できる
- 自宅で簡単に脱毛できる
デメリット
- 肌を傷めるので肌が荒れたり黒ずんだりする
- すぐに毛が生える
- 埋没毛になりやすい
除毛クリーム・フォーム
専用のクリームやフォームをムダ毛の気になる部分に塗り、しばらく時間を置いてからふき取ります
使用後はその箇所を必ずしっかりと流してください。
肌がかぶれることもありますので、パッチテストをしてから使いましょう。
メリット
- 安く脱毛できる
- 自宅で簡単に除毛できる
- 痛くない
デメリット
- 合わないと肌を傷めることもある
- ニオイがきついクリームもある
- 1~2週間で毛が生えてくる
- 全身に使用すると1回で1本使用
脱毛ワックス・ジェル
専用のワックス液やジェルを肌に直接塗り、ムダ毛に粘着させて一気に抜く方法です。
広い範囲のムダ毛を一度に処理できますが、痛みが強く毛穴が傷ついて出血することもあります。
メリット
- 安く脱毛できる
- 自宅で簡単に脱毛できる
デメリット
- 痛い
- すぐに毛が生えてくる
- 肌に負担がかかるし埋没毛になりやすい
家庭用脱毛機
1台あれば家族で使うこともできます。
自宅でいつでも好きな時に脱毛ができて、脱毛サロンに近い脱毛効果が得られるのでおすすめです。
ただし、脱毛範囲が広ければそれなりに照射する手間がかかります。
また、手が届かない所の脱毛は誰かに手伝ってもらわないとできません。
メリット
- 脱毛サロンの料金より安い
- 自宅でいつでも脱毛できる
- 1台を家族で使える
- 脱毛サロンに近い効果がある
デメリット
- 永久脱毛はできない
- 手が届かない部分の脱毛は手伝ってもらわないとできない
- 脱毛する範囲が広いと手間と時間がかかる
脱毛デビューはプロの手で
自己処理以外で脱毛するとなると、プロに任せることになります。
- 脱毛サロンで脱毛する
- 脱毛クリニックで脱毛する
のどちらかの方法があります。
脱毛をプロ任せれば、お肌への負担を最小限にして脱毛することができます。
完全にツルツルにならないけど、痛くないほうがいい人は脱毛サロンがオススメです。
少し痛いけど完全にツルツルにしたい人は脱毛クリニックがオススメです。
どちらに通うにしても1回の施術で脱毛を完了することはできないので、期間を空けて何回も通うことになります。
脱毛サロンで脱毛する
脱毛サロンで使用する脱毛機は医療用でないのでパワーが弱く永久脱毛ができません。
その代わり、医療脱毛と比べて
痛みがほとんどない
というメリットがあります。
サロン脱毛は脱毛効果を感じるまで医療脱毛より長い期間がかかります。
でも、ムダ毛がだんだん細く少なくなっていくので、脱毛前と比べると自己処理がとっても楽になるのは確かです。
最近の脱毛サロンは子供用コースがあるところもあり、早いところでは3歳から脱毛できます。
しかし、成長期の子供は毛周期が安定していないので、大人より脱毛完了まで時間がかかる傾向にあります。
また、成長期の子供は脱毛しても新しく毛が生えてくることもあるので、成長期が終わるのを待ってからサロンで脱毛しても遅いことはありません。
それから、サロンによっては脱毛コースが終了するまでは日焼け厳禁のところがあるので、体育の授業や登下校の日焼け対策が必要になります。
高校生が通える脱毛サロン
脱毛サロン名 | 通える最低年齢 | コース |
---|---|---|
TBC | スーパー脱毛 15歳 ライト脱毛 7歳 |
なし |
シースリー | 17歳 | なし |
恋肌 | 16歳 | 学割はあり |
キレイモ | 年齢制限なし | 学割はあり |
銀座カラー | 16歳 (2回以上生理がきている) |
学割はあり |
ストラッシュ | 10歳 | キッズ脱毛コース ・10 歳〜 ・キッズ割最大30%0FF ・親子でペア割もできる |
ミュゼプラチナム | 年齢制限なし | なし |
エピレ | 7歳 | キッズ脱毛コース ・7~15歳対象 ・料金は大人と同じ (小学生だけ1部10%OFF) |
脱毛ラボ | 年齢制限なし | 学割はあり |
脱毛クリニックで脱毛する
クリニックでは医療行為として脱毛を行うので、完全にツルツルになれる永久脱毛ができます。
なので、医療脱毛は効果が高い分
痛い
というデメリットがあります。
その代わり、脱毛サロンよりも少ない回数・短い期間で脱毛コースを終えることができます。
また、医療機関なので
- 痛みの緩和
- 肌トラブルがあった場合の対応
多くの脱毛クリニックで子供の脱毛は可能で、小学生割引料金がある脱毛クリニックもあります。
子供のために脱毛の痛みを少なくして施術してもらえます。
しかし、医療用脱毛機はパワーが強いので、細胞分裂が盛んな成長期の子供の肌にダメージを与えることもあります。
もちろん子供用にコントロールしてもらえますが、それでもリスクが全くないとは言えません。
それから、成長期の子供は脱毛してもまた毛が生えてくることが多いです。
また、脱毛コースが終了するまで日焼けを避けなければいけないので、体育の授業などの対策についても考えておく必要があります。
高校生が通える脱毛クリニック
脱毛クリニック名 | 通える最低年齢 | コース |
---|---|---|
レジーナクリニック | 年齢制限なし | なし |
リゼクリニック | 15歳 | 学割はあり |
聖心美容クリニック | 小学生5年生以上 | 学割はあり |
湘南美容クリニック | 年齢制限なし | 学割はあり |
小中高校生が脱毛するときの注意点
大人でも脱毛クリニックや脱毛サロンで施術を受けるときは色々な注意事項がありますが、小中高校生の場合、特に注意しなければいけないのは、
- 日焼け
- 予防接種
日焼け
「日焼けしても大丈夫」という子供脱毛コースがあるサロンもありますが、一般的には脱毛コースを始めたら日焼けは厳禁です。
小中高校生は登下校時、体育の授業、遠足など日焼け対策を考えなければいけないシーンが大人より多いです。
その上、脱毛クリニックや脱毛サロンは一定期間を空けて何回も通わなければならないので、日焼け対策をする期間も長くなります。
予防接種
脱毛施術の前後に予防接種を受けられません。
小中高校生はまだ受けなければならない予防接種がありますし、冬になればインフルエンザの予防接種を受ける人も多いでしょう。
予防接種の種類によって受けていいタイミングが異なるので、脱毛クリニックや脱毛サロンと予防接種のスケジュールを相談する必要があります。
母娘で一緒に脱毛デビューも
娘さんの脱毛を機に、お母さんも一緒に脱毛デビューをしてみてはいかがでしょうか。
母娘で脱毛をすれば、脱毛後の肌の保湿ケアなどを母娘で一緒に確認できます。
また、娘さんが間違った自己処理をくり返して肌を痛めないようにするために、脱毛クリニックや脱毛サロンに通わせることは母としてできるプレゼントのひとつかもしれません!
中・高校生は美容やおしゃれに興味を持っている年ごろ。
ムダ毛の悩みを持ちはじめたということは、娘さんが大人になってきている証拠です。
一番身近な女性の先輩でもある母親と一緒に脱毛を始めることで娘さんのおしゃれや美容の相談にのったり、母娘で美容の情報交換が出来れば、より母娘の会話が増えて絆が深まるはずです。
娘さんがムダ毛を気にしだしたら、一度母娘で脱毛クリニックや脱毛サロンを訪ねてみてください。